社会のためではなく「自分のために」結婚を選ぶ

2023年08月05日

結婚をしない女性、増えていますね。なんでだろう?とっずっと考えていて、「そもそも論」にいきあたりました。
私自身は、結婚したかっただろうか?
昔すぎてよく覚えてない…。
でも、結婚という意識は高校を卒業する頃から常にあった気がする。
「16歳ね、もう結婚できる年になったのね。」
「20歳ね、もう自分の意志で結婚できる年になったのね。」
誕生日が訪れる度に周囲から言われ、常に、結婚は意識にあったように思います。
結婚への意識は自分の意思というより、周囲の意識付けだった気が…。
幼い頃、お正月の1番古い記憶は、3歳くらい。親戚の叔父や叔母はよく、幼い私に「おおきくなったら何になるの?」と笑いながら聞きました。
私は必ず「お父さんとおじいちゃんのお嫁さんになるの」と答えた。そうすると、周囲の大人は大爆笑して「かわいいわねーー」そうよね、お嫁さんよね」と喜びました。
喜ぶのがわかっているから、どうでもいいけど毎回必ずそう答えていました。予定調和でです。
こう答えるまでにはかなりの刷り込みもあったと思う。
「おんなのこの将来の夢はお嫁さん。ウエディングドレス、それが1番しあわせ」そんな社会全体の洗脳にちかい強い意識付けが確かにあったと思う。

昭和がおわり、平成、令和と時代が進む中、もう結婚は「おんなのこのしあわせ」ではなくなりました。
私も自分の娘に「結婚が幸せ」とは言わなかった。自分で働くこと、夢を、自分のやりたいことを自分で勝ち取る力をつけよう。
お嫁さんなどという夢は令和の今、もう誰も持たない。社会の刷り込みもない。
今、女性は完全に目覚めています。社会の中での「次世代を生産する為の女」という価値観にはだまされないと。
19世紀後半から始まり、静かに、時に強くうねり続けているフェミニズムの流れの中で、結婚も出産も自分の意思で決める、女である私達が決めると。

でも、だからこそ、ここで声を大にして言いたい。結婚してごらん。社会のためではなく、自分の人生のために。子どもを持ってごらん。
自分の未来もために。自分の永遠のために。
私たちおんなは家のためでもなく、社会のためでもなく、自分のために、自分の幸せのために結婚し、子どもを産む。私の命を次に繋げていくために。
遠い未来に、私の遺伝子は地球を離れ、遠くに旅立つかもしれない。そんな永遠を夢見ながら。

Instagram

このエラーメッセージは WordPress の管理者にだけ表示されます

エラー: ID 8 のフィードが見つかりません。

アカウントを接続するには、Instagram Feed の設定ページに移動してください。